ネットワーク利用による業務の効率化と利便性を維持したまま、情報セキュリティ事故対策を行うためのシステムが、情報発信型ネットワークフォレンジックシステム「Dynamic MSIESER」です。
Dynamic MSIESERは、誰が、いつ、どのような情報をネットワーク経由で送信したかの監査証跡(パケットデータ)を残し、事故の原因を迅速に調査・究明できるシステムです。
Dynamic MSIESERは導入も運用も容易ながら、ネットワーク経由での事故が発生した場合の証拠を保全します。
パケットを取得
ネットワーク上を流れるパケットデータをキャプチャして蓄積するパケットキャプチャ方式のフォレンジックシステムです。
迅速な原因調査が可能
ネットワークの証跡を残すことでメールやWebアクセスでの事件・事故発生時、迅速な原因調査が可能になります。
情報漏えいを検知
検査条件に基づき、送信されるメールやファイル内に個人情報や機密情報等が含まれているか検査します。
情報漏えいの迅速な発見
検査の結果、メールやファイル内に個人情報や機密情報等が含まれていた場合、送信情報を管理者にメール通知します。
Dynamic MSIESERは、パケットキャプチャ方式のネットワークフォレンジックシステム(製品)です。
お客様のネットワーク構成を変更することなく、ミラーリング設定したスイッチポートに接続するだけで導入出来ます。
Dynamic MSIESERは、ネットワークを流れるパケットを蓄積し、そのパケットデータから元の電子メール内容やWebアクセス画面を再現することが出来ます。
社会保障・税番号制度により2016年1月からマイナンバー(個人番号)の利用が開始されました。マイナンバーを含む個人情報は「特定個人情報」としてより厳格な保護措置が定められており、違反時には罰則も規定されています。マイナンバーを正しく管理し、マイナンバーが漏えいした時は、漏洩元や漏洩内容を素早く特定できることが重要となります。
Dynamic MSIESERの送信ファイル検査機能はマイナンバー検出に対応しています。送信ファイル検査機能により、マイナンバーを含む情報が送信された場合、すぐに検知でき対応することが可能です。詳細は送信ファイル検査機能のページをご覧ください。
※送信ファイル検査機能では12ケタの数字を検知するだけではなく、検知した数字の検証を行うことでマイナンバーの誤検知を防ぎます。